近頃郊外を中心に「お袋の味」が手軽に味わえる食堂が非常に増えてきています。
特に最近の若いお母さんは、ご家庭で作られる料理の種類がどうしても洋食中心になっていますので、なかなか各ご家庭で「サバの煮付け」や「芋の煮っ転がし」といった、定番の和食を味わう機会が持てなくなってきています。
また最近は結婚されて子供がいても、外でお仕事されているお母さんが増えているという背景もあって、なかなか料理を作るために以前のように長時間かける訳にはいかないといった状況もあって、どうしても作るのに時間がかかる和食は敬遠されがちなようです。
そこで需要が急増中なのが、昔ながらの家庭料理をリーズナブルな価格で味わえる食堂という訳です。
一般的にこういったお店の多くは「セルフサービス」の形態を採用しており、カウンターに並んでいる出来上がっている料理の中から好きな物をチョイスして、それをトレーの上に載せてレジに持って行って精算を済ませてからテーブルで食べます。
自分で作るとなると結構面倒な味を、こうやってお手軽に楽しめるのは本当に有り難いものです。
Last update:2024/1/9